30代で初めての妊娠・出産体験記録 > 不妊検査を受けてみる
2010年2月〜5月にかけて不妊治療の為の産婦人科に通院し始めた。
どこの病院がいいかわからなかったのでインターネットで評判を検索。家から近いほうがいい、と聞いてはいたのでとりあえず地域をしぼって検索。
そのうち候補が3ヶ所ぐらいに絞られた。とりあえず、その中で一番利便性の良さそうで女医さんばかりの病院に決定。2010年2月某日初診を受けてきた。
基本的に、その病院、というかレディースクリニックは常に混んでいた。20・30人待ちはざら。受付も女性のスタッフばかり。もちろん患者さんも。
たまに夫婦連れがいたけど席がないのでおすすめではなかったかな。
先生の印象としては、親しみがある、とは言えず、淡々と業務をこなす、という印象を受けた。必要最小限しか話さない?!
お医者さんは皆そんなものなんだろうか。特別対応がいいと思うことは全くなかったのが全体としての印象。
2月5日から基礎体温をつけていたけど、今度からこれに記入してきてね、と病院専用の基礎体温冊子のようなものを手渡された。その日の検査は超音波検査のみ。
不妊検査についての説明も受けた。
だいたい1ヶ月にわたって、それぞれの時期に適した検査を行っていくというもの。
そのクリニックで渡されたスケジュール表↓
検査時期 | 月経3〜5日目 | 月経終了 〜排卵直前 |
排卵前 | 排卵頃 | 高温期 | 適宜 |
---|---|---|---|---|---|---|
検査項目 | 低温期ホルモン検査 | 1)子宮卵管造影検査 2)子宮卵管通水検査 |
1)経膣エコー 2)排卵テスト (尿検査) |
フーナーテスト | 高温期ホルモン検査 | 1)精液検査 2)子宮癌検査 3)抗精子抗体 |
目的 | ・ホルモンの異常 ・卵巣の予備能力 ・多嚢胞性卵巣 の有無を調べます |
・卵管の通過性 ・子宮の形態 ・癒着の有無 ・卵管水腫の有無 を調べます |
卵胞の発育状況を調べます | 子宮頚管粘液中と膣内の精子の数を運動状態を検査します | 黄体機能不全の診断をします | 1)精子の数、運動率、奇形率を調べます 2)子宮頸部癌の有無を調べます |
検査内容と費用 | 採血をします ・卵胞刺激ホルモン(FSH)890円 ・黄体化ホルモン(LH)890円 ・乳汁分泌ホルモン(PRL)800円 ・LH−RHテスト 6050円 ・フリーT 1040円 ・DHEA 1130円 |
1)子宮卵管造影剤を子宮頚管より注入してレントゲン撮影を行います 6000円 2)通水検査 320円 水を子宮頚管に注入して卵管が通過しているか確認します。 ※ナプキン1個持参 |
1)超音波エコーにより卵胞の発育状況と子宮内膜の厚さを調べます 1650円 2)早朝尿にて排卵テストをします LH 1本 330円 2本 550円 |
排卵頃の性交後の子宮頚管内と膣内の精子の運動性・数を顕微鏡で調べます。 500円 |
採血をします 黄体ホルモン (プロゲステロン)1010円 |
1)マスターベーションで指定の容器に精子を採取してもらいます
院内採精 340円 持参 1580円(自費) 2)スメア 890円 3)採血 6300円(自費) |
注意事項 | 排卵期3〜5日前より禁欲してください | 排卵期3〜5日前より禁欲してください 当日朝、タイミングをとって2時間以内に来院してください |
3〜5日間禁欲してください。自宅で採取の場合、2時間以内に提出してください。 奇形率の結果は後日になります 2)子宮癌検査は名古屋市内在住で20歳以上の方なら公費で受けられます |
だいたいこの検査をひととおり受診するまで約1ヶ月7回程通院しました。(2010年2・3月)
かかった費用は、¥14,510-。
市の不妊治療の補助を申請しようかと思ったけれど、病院が書類の締切りを2月ぐらいに締切ってしまっていたのと、文書料等の諸費用&手間を考えて見送ってしまった。
費用も高いのか低いのか微妙なところで病院に聞いてみたかったけどあまり聞きやすい雰囲気の病院じゃなかったのよね。
私は個人的にもっと話しやすい雰囲気のところが好きなので、あまり今回の病院は合うとは言えなかった気がする。
基本的には問題なし。タイミングをもう一回みてダメなら人工授精もあるからね、という感じ。
タイミングを見るんだったら、排卵前になったら卵の大きさを見るから病院来てもらえばいいからね、と言われて、次回は1ヶ月後に行ってきた。